CDMインターナショナル株式会社

除菌・消臭事業

はじめに

東京都の新型コロナウイルス新規感染者数はついに2,000人を超え(※2021年1月9日現在)、東名阪を含む全国政令都市でも感染は拡大。今や日本は感染列島になりました。
これは、コロナと共に生きる 『ウィズ・コロナ時代』 の到来を意味します。我々の生活が 『新生活様式』 に移行し、 『自粛から自衛』 の時代に入りました。
PCR検査や抗原検査、抗体検査でも陰性を100%証明する事は出来ません。自衛による自分の安心の為には 『如何にして感染リスクを避ける行動をとれるか?』 が一番重要になります。

安全な行動で感染リスクは非常に低くなります。自衛は新たな日常生活で最も重要になり、その第一歩は 『除菌による感染予防』 です。その基本は手洗いですが、いつでもどこでも手洗いが出来る訳ではありません。そこで登場するのがアルコールです。
2013年、ビールサーバー用炭酸ガス(CO2二酸化炭素)をpH調整剤にした業界初 『炭酸次亜塩素酸水』 を事業化し、除菌業界のトップランナーを担う弊社は、新たに携帯用スティック型日本製除菌・消臭スプレーを市場に投入しました。
ウィズ・コロナ時代を迎えるにあたり、この携帯用スティック型日本製除菌・消臭スプレーをより多くの方にご利用頂く為、先ずは大手企業様向けのノベルティ商品としてご案内しています。

【日本製】企業ノベルティ向け携帯用スティック型除菌・消臭スプレー

1.日本製アルコール仕様

寸法&容量長123mm×径19mm、20ml(※約150回プッシュ可能)
容器色白(※白以外のカラー容器は最低ロット1万本から対応)
タイプ78容量濃度=78vol(v/v)%、重量濃度=71.23wt(w/v)%
タイプ65容量濃度=65vol(v/v)%、重量濃度=57.21wt(w/v)%(※手指消毒表記無
MSDS安全データシート有

2.日本製ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム水溶液仕様

MSDS安全データシート有
濃度100ppm
弱酸性pH5.8~6.2
供給元四国化成工業株式会社

弊社アルコールの特徴(某大手製薬企業製アルコール商品との商品比較)

【主な特徴】
① 商品添加物エタノール製剤。安心安全にご使用頂けます。
② 100%国産植物由来。合成アルコールではありません。
③ 安心安全の日本製。日本で良く流通している中国製や韓国製ではありません。
④ 手指消毒エタノール代替品として使用可能。他社製品は薬事法で手指消毒は禁止です。
⑤ 成分はエタノールと純水のみ。余計な添加物は一切使用していない純水アルコールです。

【注意点①】
大手製薬会社の商品であっても、アルコール自体は中国や韓国など海外から輸入している商品が多々あります。

【注意点②】
エアゾール式は噴霧量の調整が出来ませんので、対象物がビショ濡れになる場合があるうえ、アルコールを早く消費します。

【注意点③】
大手製薬会社の商品であっても、エタノール濃度を明確に表記していない商品が多々あります。

【注意点④】
大手企業は、自社商品の差別化の目的で様々な添加物を含有させる傾向がありますが、その効果の有無は疑問です。
弊社商品は、幼児から高齢者まで安心・安全にご使用頂く事を目的とするため、不要な添加物は一切使用していません。

【注意点⑤】
大手製薬会社の商品であっても、エタノールの含有量や、添加物の内容詳細と含有量を明確に記載していない商品が多々あります。

【注意点⑥】
エタノールの効果は未来永劫ではありません。特に添加物が入っている商品は添加物の分解により使用期限が短くなります。

【注意点⑦】
上記の注意点⑥もあり、消費者保護の観点から製造年月と使用期限の未記載は絶対に必須です。

【注意点⑧】
人体(手指)向けに使用できるか否かは大きな違いです。

【日本製】 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム顆粒(次亜塩素酸水仕様)

【主な特徴】
① 業界最高除菌率99.999%を実現。
② 1包(3g)の顆粒で300mlスプレー✕120本分の次亜塩素酸水が生成可能。
③ 個包装の状態で2年間の保管が可能。
④ 専用希釈用高遮光性500mlボトルを付属。付属スポイトで用途に合わせた濃度を自由に調整可能。

MSDS安全データシート有
濃度自由設定(50ppm~400ppm 推奨)
顆粒容量3g
主成分ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、レモン果汁粉末
供給元四国化成工業株式会社

【日本製】 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム顆粒(炭酸次亜塩素酸水仕様) ※開発中

【主な特徴】
① 50mlスプレーボトル付き。
② スプレーボトルに一包入れて水で希釈するだけで100ppmの炭酸次亜塩素酸水を簡単に生成。
③ 個包装の状態で2年間の保管が可能。
④ 有効塩素濃度を測定するチェッカーを同梱。濃度の可視化を推進。

MSDS安全データシート有
濃度ボトル半分で50ppm、ボトル満杯で100ppm
顆粒5包入り
主成分ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、ph調整剤、他
同梱有効塩素濃度チェッカー(5本)
供給元四国化成工業株式会社

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと塩素消毒の歴史について

1.塩素消毒の歴史

1945年(昭和20年)8月15日、玉音放送が国民に放送され、日本の戦後が始まりました。
同8月30日、D.マッカーサーが厚木飛行場に到着し、同9月16日に連合国軍本部(GHQ)の間接統治が始まりました。GHQは、公衆衛生向上のために防疫・保健・衛生行政を公衆衛生福祉局に担当させ、水系感染症対策として、水道の塩素消毒の徹底がGHQ指令として出されました。
GHQは、東京、川崎、横浜、横須賀水道に塩素2ppmを注入して塩素消毒の強化を図らせ、浄水場で2ppm、末端で0.4ppm以上という米軍野戦基準を踏襲させたのが塩素消毒の始まりです。
厚生省は、昭和21年5月16日付衛生局長通知で、「給水栓において残留塩素が百万分中0.1~0,4になるよう注入消毒する事」と行政指導がなされ、現在でも給水末端の残留塩素濃度0.1ppm以上を水道水質基準とし ています。

2.ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムについて

ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム顆粒は、水に溶かす事で次亜塩素酸水が生成されます。次亜塩素酸水は有機物と反応すると分解して水に戻るため、身体への影響は少ない安全性を有し、食品工場や飲食店の食品や調理器具、厨房等の洗浄や除菌に活用されています。顆粒状のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、昭和時代からプールや大衆浴場等で使用され、我々日本人には馴染み深い物質です。COVID-19コロナ禍では用途が大きく拡大し、老健施設や病院でのドアノブや手すり、便座などの除菌や、食器や衣類の浸漬洗浄などで多用が始まり、ビルメンテナンスやバス等の車両での清掃で接触感染予防と衛生管理用途が拡大しています。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム顆粒は、他の除菌剤と比べて、だれでも簡単に目的の有効塩素濃度の次亜塩素酸水を作ることが可能なうえ、ph値が中性で肌荒れや洗浄品の脱色などの恐れが無いメリットがあることで、更に注目されています。

3.除菌率99%と99.999%の違いについて

様々な商品に記載されている除菌率ですが、「99%」と「99.99%」、「99.999%」は何が違うのでしょうか。実は、除菌率は小数点以下がとても重要なのです。例えば、初期の菌数が100万個あった場合、各除菌率のスプレーでの除去数は下記の様になります。

除菌直後の菌残数は、99%除菌率であれば10,000個、99.999%除菌率であれば10個、と大きく異なるのです。1個にするには、99.9999%の除菌率が必要です。ただ、菌を減らせば今後は除菌しなくても良いという事ではありません。菌は30分経つと2倍に増える(20℃~40℃の環境温度下において)事が分かっています。

つまり、99%の除菌率では、3時間程度で元の初期菌数に戻るのです。これに対し、99.9999%の除菌率なら、元の初期菌数に戻るまでに10時間も掛かります。これが、除菌率の小数点以下の数字が重要である根拠となります。